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歴史的・文化的に重要な伝統、風習、遺跡などを保護・維持するために設けられた区域や制度。
The UNESCO World Heritage Sites are examples of global cultural preserves.
ユネスコの世界遺産は、世界的な文化保護区の例である。
Local communities often fight to designate their sacred sites as cultural preserves.
地元のコミュニティはしばしば聖地を文化保護区に指定するために闘う。
「cultural preserve」は、自然保護区(nature preserve)と対比されることが多い。自然保護区が自然環境を守るのに対し、文化保護区は人間の文化的活動や伝統を守る点で異なる。
日本では「重要無形文化財」や「伝統的建造物群保存地区」が文化保護区に該当する。例えば、京都の「祇園町南側伝統的建造物群保存地区」は、伝統的な町並みを保護するために指定されている。
文化保護区は、単に歴史的建造物を保存するだけでなく、その地域の伝統的な生活様式やコミュニティの維持を目的としている。そのため、保護区内での開発には厳しい制限が課されることが多い。
「cultural」はラテン語の「cultura」(耕作・栽培・教養)に由来し、人間の知的・芸術的活動を指す。一方「preserve」はラテン語の「praeservare」(先取りして守る)から派生し、保護・維持を意味する。19世紀後半から文化遺産保護の文脈で用いられるようになった。
「cultural preserve」は主に行政や法律の文脈で用いられ、自然保護区(nature preserve)と区別される。日本語では「文化遺産の保護区」や「伝統文化保護地域」などと訳されるが、法律用語としては「文化財保護法」に基づく指定文化財(有形・無形)や「伝統的文化的景観」などが該当する。