ne pas broncher
/nə pa bʁɔ̃.ʃe/感情や反応を一切表に出さずに、冷静で動じないさま。特に、困難や圧力に直面しても動揺しないことを指す。
Malgré les provocations, il n'a pas bronché.
挑発されても、彼は微動だにしなかった。
Elle n'a pas bronché quand on lui a annoncé la mauvaise nouvelle.
悪い知らせを聞かされても、彼女は微動だにしなかった。
主に否定的な文脈で使用される。反対に、肯定的な文脈で「微動だにしない」を使う場合は、驚きや感動のニュアンスが含まれることがある。
関連フレーズ
💡プロのヒント
否定文での使用に注意
「ne pas broncher」は否定形で用いられることが圧倒的に多い表現です。肯定文で使用する場合は、強い意志や特異な性格を表現するニュアンスが強くなります。例:「Il bronche rarement」(彼は滅多に動揺しない)。
⚡ゴールデンルール
文脈に応じた訳し分け
「微動だにしない」は日本語でも同様に慣用句として使用されるが、フランス語の「ne pas broncher」は特に否定的な文脈(圧力や困難への対応)で用いられることが多い。肯定的な文脈で使用する場合は、驚きや感動のニュアンスが含まれることがあるため、訳出には注意が必要。
📖語源
「broncher」は古フランス語の「bronchier」(つまずく、よろめく)に由来し、当初は文字通り「足を踏み外す」という意味だった。17世紀頃から比喩的に「動揺する、反応する」の否定形で用いられるようになり、現代では「微動だにしない」という慣用句的な意味で定着した。
📝使用上の注意
この表現は、否定文や疑問文で用いられることが多い。肯定文で使用する場合は、強い意志や冷静さを強調するニュアンスが含まれる。例えば「Il ne bronche jamais」は「彼は決して動揺しない」という意味になる。