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感動や喜び、悲しみなどの強い感情が込み上げ、涙を流す状態を表す。文字通りの涙ではなく、感情の高ぶりを象徴的に表現する。
Elle était émue aux larmes en voyant son enfant marcher pour la première fois.
彼女は初めて我が子が歩くのを見て、感動のあまり涙を流した。
La fin du film m'a ému aux larmes, j'ai pleuré pendant dix minutes.
映画のエンディングに感動して、10分も泣き続けた。
主に感動的なシーンや、心の奥底からの感情表現に用いられる。涙を流すという行為が、感情の深さを示す比喩的な表現として機能している。
「être ému aux larmes」は単に「泣く」という行為ではなく、感動や感謝、悲しみなどの強い感情が込み上げて自然と涙が出る状態を表す。涙が流れることで感情の深さを強調する比喩的な表現である。
この表現は、主に人の行動や言葉、芸術作品(映画、音楽、絵画など)に対して用いられる。自然現象や物理的な出来事には通常使われない。
「être ému」は「感動する」を意味する「ému」(過去分詞)に由来し、「aux larmes」は「涙に」を表す。19世紀頃から文学作品などで感情の高ぶりを表現するために用いられるようになった表現。
主に文学的・感情的な文脈で使用される。日常会話では「とても感動した」や「泣きそうになった」などの表現がより一般的。