画蛇添足

huà shé tiān zú慣用句
余計なことをして台無しにする

客人たちに「余った酒を飲みなさい」と勧めたが、ある人が「足りなければ足そう」と言って蛇の絵に足を描き足した。

客に「残りの酒を飲め」と勧めたが、ある者が「足りなければ足そう」と言って蛇の絵に足を描き足した。


本当の意味
すでに完成している物事に無駄な付け足しをして、かえって損なってしまうこと。
文字通りの意味
蛇の絵に足を描き足すこと。
文字通りの分解
描く行為+蛇の絵+足す行為+
イメージ
完成した絵にさらに足を描き足す様子から、無駄な努力が結果を損なう様子を連想させる。
使用シーン
例えば、すでに完璧なプレゼンテーション資料に、不要なスライドを追加して逆に評価を下げてしまった場合などに用いる。
文化的背景
中国の古典「戦国策」に由来する故事成語で、古くから戒めの言葉として使われてきた。日本でも同様の意味で広く知られており、ビジネスや日常生活のさまざまな場面で引用される。
文学的

余計なことをして台無しにすることのたとえ。

彼はすでに完璧な計画を立てていたのに、さらに手を加えようとして画蛇添足になった。

彼はすでに完璧な計画を立てていたのに、さらに手を加えようとして余計なことをして台無しにした。

主に否定的なニュアンスで使われ、無駄な努力や過剰な行為が結果を損なう状況を指す。

コロケーション

画蛇添足になる余計なことをして台無しになる

関連フレーズ

蛇足慣用句
無駄な付け足し、余計なこと
弄巧成拙慣用句
巧みなつもりが裏目に出て失敗すること

プロのヒント

使い方のポイント

「画蛇添足」は、すでに十分な状態なのにさらに手を加えることで結果を悪化させる状況に使う。例えば、完成したプロジェクトに無駄な修正を加えて失敗した場合などに用いる。

ゴールデンルール

否定的なニュアンス

この表現は常に否定的な意味合いを含むため、肯定的な文脈では使わないよう注意する。

語源

中国の戦国時代の故事成語。楚の国の人が宴会で杯の酒を飲み干せる者に土地を与えると約束したところ、ある人が蛇の絵を描き終えて「足りなければ足そう」と言って足を描き足したが、その直後に他の人が先に蛇の絵を描き終えて杯の酒を飲み干したため、土地を得られなかったという故事に由来する。

使用上の注意

主に文章やスピーチで用いられる表現で、日常会話では「余計なことをする」などの簡潔な表現が好まれる。類似表現として「蛇足」があるが、こちらは名詞形で用いられることが多い。

単語の分解

描く
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足す
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